第4章：条件分岐（if / else / switch）

条件に応じて処理を分けたいときには、if文やswitch文を使います。C#では条件式はbool型（true/false）で評価されます。

コード例：if / else

using System;

class Program
{
    static void Main()
    {
        int score = 85;

        if (score >= 90)
        {
            Console.WriteLine("優秀");
        }
        else if (score >= 70)
        {
            Console.WriteLine("合格");
        }
        else
        {
            Console.WriteLine("不合格");
        }
    }
}

出力結果

解説

• if (条件) により条件を判定します。
• else if を使って複数条件を分岐できます。
• else はすべての条件に当てはまらないときに実行されます。
• 条件式は==, !=, >, <などの比較演算子を使います。

コード例：switch

using System;

class Program
{
    static void Main()
    {
        string fruit = "りんご";

        switch (fruit)
        {
            case "りんご":
                Console.WriteLine("赤い果物です");
                break;
            case "みかん":
                Console.WriteLine("オレンジ色の果物です");
                break;
            default:
                Console.WriteLine("知らない果物です");
                break;
        }
    }
}

出力結果

解説

• switch は変数の値に応じて分岐します。
• 各 case の後には break を書くのがルールです。
• default はどの case にも一致しないときに使われます。

練習問題

ユーザーの年齢に応じて、次のように分類するプログラムを書いてみましょう：

• 0〜12歳：「子ども」
• 13〜19歳：「ティーン」
• 20歳以上：「大人」